【導入事例|フジ住宅株式会社】
社員の知見を資産化、活用するためにBlackLineを導入

【導入事例|フジ住宅株式会社】<br>社員の知見を資産化、活用するためにBlackLineを導入

大阪・神戸など関西エリアで不動産、分譲住宅、新築一戸建て、マンション販売を手がけるフジ住宅株式会社。BlackLineのタスク管理(TASK MANEGEMENT)を導入し、経理経験の長い社員の知識やスキルを会社の資産として管理、マニュアル化することで、すべての社員が一定の水準で業務を遂行できる環境づくりに取り組まれています。本番運用が始まった今、BlackLine導入のきっかけから導入中のご苦労、今後の展望をフジ住宅 経営企画部経理課 人事室 課長 辻原様(以下、辻原様)にうかがいました。

フジ住宅株式会社

業種
不動産・物品賃貸
従業員数
501名以上~
導入製品
BlackLine

タスク管理製品の導入経緯をお聞かせください。

case01img01辻原様:現在は、経理業務経験の長い社員のノウハウにより、スムーズな経理決算業務を行っておりますが、将来的にメンバーの異動や高齢メンバーの退職などにより業務継続性に懸念がありました。

また、会計領域で老朽化した複数のシステムが乱立しており、経理業務を一気通貫で管理できていないことから、各システムがカバーする業務範囲の把握が難しく、現在検討している新たな会計システム導入の要件整理に苦慮しておりました。

そこで、BlackLineを導入し「特定の人員に偏った業務知識の共通資産化」と「会計システムの要件整理のための業務プロセス可視化」に取り組む必要性を感じました。

さまざまなタスク管理製品があるなかで、BlackLineを採用された理由を教えてください。

辻原様:当初はExcelを活用し、同様のタスク管理を行うことを考え、実際に進めてみたのですが、複雑な業務タスクを網羅的に整理することに難航し、途中で断念しました。 

Excelに入力するのではなく、システムで解決する手段はないかと探しているなかで、BlackLineを知りました。NTTデータ・スマートソーシングおよびブラックライン社のご担当者にお話を聞いたところ私たちが求めていた機能を網羅していると感じました。他のソリューションと比較検討するなか、特に外部監査人対応に関して同様の機能を持つシステムが他にないことがわかり、BlackLineを選定しました。

BlackLineの導入中に苦労されたことはありますか?

case01img02辻原様:BlackLineの導入検討にあたり、BlackLineのライセンス費用や導入費用等のコストに対してメリットは確実にあるものの、効果を定量化しづらく社内の決裁者に対する説明に苦労しました。粘り強く業務可視化のメリット・必要性を伝えることで、最終的には理解を得ることができました。

また、導入準備として、タスクを整理することに苦労しました。細かな作業単位の手順書はあったものの、業務全体の流れや各々のメンバーの暗黙知が多かったため、NTTデータ・スマートソーシングとの要件定義とは別に、何度も自社のプロジェクトメンバーとのミーティングを行い、段階的にまとめていきました。

元々、業務を一覧化することが目的ではあったのですが、通常業務に加えての作業は担当者にとって大きな負担になりました。ただ、いずれはやらなければならないことであり、BlackLineを導入するという目標が明確になったことで、短期間のうちに取り組むことができました。振り返ってみると、期間が長くても間延びしますし、これ以上短くてはやり切れない可能性が高くなるため、5か月という導入期間は丁度良いスケジューリングであったと感じます。

インプリベンダー(NTTデータ・スマートソーシング)の印象をお聞かせください。

辻原様:タスク整理、導入準備についてスケジュールをもとに定期的な打ち合わせをしていただけたおかげで、後回しになりがちな作業を集中して行うことができた点がとても助かりました。

インプリメンテーションのなかで、弊社の状況や課題をよく把握してくださったうえで、適切なアドバイスをいただけた印象です。導入後はブラックライン社にサポートが移行することになりますが、導入までの道のりや当社のことをよくご理解されているNTTデータ・スマートソーシング に引き続きサポートしてほしいと感じるほど、十分にご支援をいただいたと感じています。

本番運用を開始して、業務はどのように変化しましたか?

辻原様:本番運用を開始したばかりで、まだ変化を感じるまでには至っていませんが、部署内で足りない業務をタスクとして追加し、管理していく意識づけができたことは大きな前進です。また、すべて紙で運用していた決算の内部統制にBlackLineを利用することで、ペーパレス化を促進する見込みが立っており、導入当初に考えていたメリットを得ることができそうです。

今後は、業務の一覧化を完了させ、必要なマニュアルを整備していくことで、各担当者に業務が属人化せず、経験が浅い社員でも一定の水準で決算業務をできるようにしていきたいと考えています。また、経理業務の全体像の把握は早期に終え、ひとつひとつのタスクを作業としてではなく、主旨・目的を理解したうえで、決算処理を行っていけるようにしたいです。

BlackLineにはタスク管理以外に勘定照合、マッチング、仕訳入力、差異分析といったモジュールが用意されていると説明を受けています。現時点ではタスク管理の活用に集中するべきと考えていますが、将来的に他のモジュールも検討を進めていければと思っています。

今後、貴社における経理業務の目指す姿を教えください。

辻原様:スクラッチで構築し、10年ほど運用を続けている会計システムの老朽化が進んでいるため、近い将来には汎用性の高いERP導入を計画しています。しかし、システムの入れ替えには多くの人員と時間を割く必要があるため、今のうちに効率化できるところは効率化しておきたいと考えています。会計システムを入れ替えた後は、さらなる業務の効率化やデータ活用などに繋げ、経理課として会社から求められる業務に集中できる体制にしていければと考えています。

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